2018年3月6日火曜日

上達のために

こんにちは。

今日のオランダは、先週までの極寒が嘘のようにポカポカとした過ごしやすい天候でした。気温は10℃を越え、先週の日中気温-5℃から実に10℃以上の上昇です!馬も人も体調を崩さないようにと思っています。

さて、今日はよく聞かれることへの一オピニオンとして、私が思っていることを一言。

その ”よく聞かれること” とは、”上手くなるコツあるいは方法は何ですか?”です。

この質問に対する私の考えすべてを話すとあまりにも長くなりすぎるので、ここでは少しだけ参考にして頂ければと思うことを。

馬術は、皆様ご承知の通り、他のスポーツと異なり動物である馬をパートナーとしています。そのうえで私がお伝えしたいのが、”乗り手と馬の関係は鶏と卵のようなもの” という事です。馬の状態が良くなれば乗り手の方も上手く乗れるようになり、乗り手の方がうまく乗ってやれば馬も良い状態へと変わっていくものです。ですので、トレーナーは、乗り手を上達させるためにはその馬のトレーニングが非常に重要であることを理解しています。乗り手のトレーニング同様、あるいはそれ以上に馬の選択とトレーニングが重要になってきます。なぜなら、乗り手はその馬から教わることが出来るからです。

以上を踏まえて、一言。馬上では常に馬から感覚的な受信を心がけてください。馬の体の動きや精神状態まですべてをキャッチし把握しながら乗り、自分の中でよく吟味して分析していくことが重要かと思います。集中力を伴う非常に大変な作業ですが、上手く出来た時は非常に感動し達成感が得られ、またそのプロセスで得た技術は偶然のモノではなく身についていくモノだと思います。

あと、もし行き詰まったら発想の転換を!一冊の本を一ページ目からコツコツ消化しようとして読むよりも、最終の結論部分を分からないなりに目を通してから読む事で、理解の仕方が変わり、入ってきやすくスピードアップできる分野もあります。

最後にもう一つ。自然の原理を忘れずに!馬も我々も地球上の生物です。不自然な事はすべて悪い意味での抵抗になってしまいます。物は高い所から低い所にしか動きません。積み木は下からひとつずつ揃えながら積むよりも全部まとめて上からつってやった方が速く簡単にしかも少々ずれていてもバランスがとれた状態で積むことが出来ます。不自然さというものは違和感を与え綺麗なものではなく、いわゆる不細工なものとして我々の目に映ります。あらゆる一流スポーツ選手の動きがカッコよく見えるのは、自然の原理にその動きが適っているからといえるのではないでしょうか?


以上、大変抽象的なごくごく当たり前だと思われるような事を書きましたが、お役に立てて頂ける方がいらっしゃればうれしい限りです。

ご意見、ご感想などございましたら、是非右手のお問合せフォームよりお願い致します。

それでは!

 
 


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